「わが子には、将来も笑顔でいてほしい。でも、婚活の場に送り出すのは少しこわい。」
障害のあるお子さまの将来を思うとき、多くの親御様が思い浮かべるのは、そんな複雑なお気持ちではないでしょうか。結婚してもしなくてもかまわない。ただ、本人が望むなら、その願いをそっと後押ししてあげたい。けれど、結婚相談所に任せたことで、無理をさせてしまったり、心が疲れてしまったりしないかが気になる。特に、一般的な結婚相談所では、障害への理解や配慮がどれほどあるのか、見えにくい部分も多いものです。
エブリーラフは、そうした親御様の思いに応えるために生まれた、障害者専門結婚相談所です。私たちの根っこにあるのは、親御様とまったく同じ「幸せになってほしい」という一心。その気持ちを軸に、親御様と一緒にお子さまの歩みを温かく見守りながら、無理のないペースで婚活を進めていくサポート体制を整えています。
本記事では、エブリーラフの特徴である笑顔あふれる雰囲気やアットホームさが、どのように日々のカウンセリングやお見合いの場づくりに生かされているのかを、できるだけ具体的にご紹介します。初回のご相談からお見合い、ご交際、ご成婚までの流れを追いながら、「どの場面で、誰が、どのような形で寄り添っているのか」を詳しくお伝えしていきます。
また、「親がどこまで関わってよいのか」「本人の意思をどう大切にしてくれるのか」「お相手やそのご家族には、どの程度まで障害について説明されるのか」といった、親御様が特に気になりやすいポイントにも一つずつお答えしていきます。障害者専門結婚相談所ならではの配慮と、エブリーラフだからこそできるきめ細やかなサポートの違いが、きっとイメージしていただけるはずです。
読み進めていただくうちに、「ここなら、家族の一員のように一緒に考えてくれそう」「まずは相談だけでもしてみようかな」と感じていただけたら幸いです。親御様の優しいお気持ちを、そのままエブリーラフのサポートにつなげていくためのヒントとして、どうぞゆっくりお読みください。
■目次
1. エブリーラフの結論:婚活も「家族で取り組む」時代へ
2. 障害者専門結婚相談所エブリーラフが大切にしている三つの思い
3. 障害のあるお子さまの婚活で、親御様が感じやすい気がかり
4. 親御様と一緒に進めるサポート体制と具体的な7つのステップ
5. お子さまを温かく守るカウンセリングの工夫
6. 出会いからご成婚まで:場面ごとのサポート内容
7. ケーススタディで見るエブリーラフの伴走イメージ
8. 他機関との違いと、エブリーラフのアットホームさ
9. 安心して相談を始めるためのチェックリスト
10. まとめ:親御様と同じ「幸せになってほしい」という気持ちで
■1. エブリーラフの結論:婚活も「家族で取り組む」時代へ
まずお伝えしたいエブリーラフの結論は、とてもシンプルです。
障害のある方の婚活は、ご本人だけに任せるものでも、親御様だけが抱え込むものでもなく、「家族で一緒に取り組んでいくもの」だと私たちは考えています。そして、その家族の輪の中に、障害者専門結婚相談所としてのエブリーラフのカウンセラーが入らせていただき、第三の家族のような立ち位置で寄り添っていく。そのことで、お子さまの安心と親御様の安心が、同時に守られると信じているのです。
一般的な結婚相談所では、会員様ご本人と担当カウンセラーだけでやり取りをすることも少なくありません。それはそれで、プライバシーの点では大切な形です。しかし、障害のあるお子さまの婚活では、生活の様子、得意・不得意、日頃の体調の波など、ご家族しか分からない情報がたくさんあります。そこに親御様の視点が加わることで、初めて本当に無理のない婚活プランが組み立てられると、エブリーラフは考えています。
だからこそエブリーラフでは、
・親御様だけのご相談も大切にお受けすること
・お子さま、ご家族、カウンセラーで「三人四脚」のような形で進めていくこと
・ご本人の意思を最優先しながら、親御様の気がかりにも一つずつお応えしていくこと
を、サポート体制の中心に据えています。
障害者専門結婚相談所として、ただお見合いの場を増やすのではなく、「その方らしい幸せな暮らし」まで一緒にイメージし、そこから逆算して婚活をデザインしていく。それが、エブリーラフが目指す婚活のスタイルです。
■2. 障害者専門結婚相談所エブリーラフが大切にしている三つの思い
エブリーラフのサポート体制の根っこには、三つの大切な思いがあります。この三つの思いがあるからこそ、「幸せになってほしい」という親御様の願いと、「自分のことも大切にしたい」というお子さまの思いを、どちらも尊重しながら婚活を進めることができます。
### (1) 「幸せになってほしい」という親御様と同じ気持ち
エブリーラフのカウンセラーは、親御様と同じように「この方の笑顔を守りたい」「この方らしい幸せを一緒に見つけたい」という思いを持ってサポートにあたっています。婚活の場では、つい「ご成婚」という結果だけが注目されがちですが、私たちはその手前にある日々の気持ちの安定や、小さな自信の積み重ねも、同じくらい大切な成果だと考えています。
お見合いに向けて、服装を一緒に選んでみる。挨拶の言葉を一緒に考える。終わったあとに「今日はここが良かったですね」と一緒に振り返る。そうした一つ一つの体験が、お子さまの「自分もがんばれた」という自信になり、その自信がやがて、相手の方を思いやる余裕につながっていきます。その過程を、親御様と同じ目線で大切にしていることが、エブリーラフの大きな特徴です。
### (2) 無理をさせない。ペースを合わせる。
障害のある方の中には、環境の変化が得意ではない方、人とのコミュニケーションが少し苦手な方、初対面の場面でとても緊張しやすい方など、さまざまな個性があります。エブリーラフでは、その個性を「配慮するべき困りごと」としてではなく、「その方らしさ」として受け止めた上で、ペースを合わせていくことを大切にしています。
例えば、
・出会いの前に、十分なカウンセリングを重ねる
・落ち着いた雰囲気のお見合いの場を整える
・一度にたくさんのことを進めず、ひとつずつステップを踏む
といった工夫を行い、環境の変化に戸惑いがちな方でも、安心して挑戦できるようにしています。障害者専門結婚相談所として、お子さまのペースを尊重した進め方は、何より譲れないポイントです。
### (3) 親御様の安心も同時に守る
もう一つ大切にしているのが、親御様の安心です。婚活が始まると、ご本人の心の動きに目が向きがちですが、実は親御様も同じくらい心を配られているものです。「うまくいっているだろうか」「疲れていないだろうか」と、日々気になさるのは当然のことだと思います。
エブリーラフでは、親御様ともこまめに情報共有をしながら、状況を一緒に確認していきます。ご本人の前では言いにくいことも、親御様からそっとお聞きすることで、より良いサポートのヒントになることがあります。逆に、ご本人が「親にはまだ伝えていないけれど、こう思っている」という本音を話されたときには、どのタイミングで、どのように親御様にお伝えするかを一緒に考えます。
このように、障害者専門結婚相談所としての専門性と、家族のような温かさの両方を大切にしているのが、エブリーラフのサポート体制です。
■3. 障害のあるお子さまの婚活で、親御様が感じやすい気がかり
ここからは、親御様が実際によく口にされる「気がかり」について整理しながら、なぜエブリーラフが今のようなサポート体制を整えているのか、その背景をお伝えしていきます。
### よく伺う親御様の声
障害のあるお子さまの婚活についてご相談をいただくと、次のようなお話を伺うことがよくあります。
・結婚相談所に任せたことで、急に予定が増えてしまい、生活リズムが乱れないか心配
・断られたときに、本人が自分を責めすぎてしまわないか気になる
・障害について、どこまでお相手に伝えてもらえるのかを知りたい
・親として、どこまで口を出してよいのか分からず迷っている
・合わないお相手とのご縁が続いてしまわないかが気になる
これらは、どれも親御様が日頃からお子さまを大切に見守ってこられたからこそのお気持ちです。そして同時に、障害者専門結婚相談所としての工夫のしどころでもあります。
### なぜ、専用のサポート体制が必要なのか
障害のある方の婚活には、一般的な結婚相談所の仕組みだけではカバーしきれない配慮が必要になる場面があります。例えば、
・プロフィールだけでは伝わりにくい、コミュニケーションのスタイル
・得意なこと、苦手なこと、疲れやすい時間帯や環境
・仕事や生活のサポート体制、将来の暮らし方のイメージ
といった点は、事前に丁寧に共有しておくことで、お見合いやご交際がスムーズに進みやすくなります。障害者専門結婚相談所であるエブリーラフでは、こうした情報を「その方の魅力の一部」としてお伝えできるよう、カウンセラーが間に入って調整を行っています。
また、気持ちの動きが繊細な方の場合、お見合いやご交際の一つ一つの出来事が心に残りやすいことがあります。その分、そばで気持ちを受けとめてくれる存在がいるかどうかが、とても大切になります。エブリーラフでは、親御様とカウンセラーが一緒に見守ることで、お子さまの心のクッションになることを目指しています。
### 親御様の気がかりを「設計」に生かす
親御様から伺う気がかりは、エブリーラフにとって、サポート体制をより良くしていくための大切なヒントです。「できるだけ予定は少なめに」「初対面の場は短時間で」「少しずつ慣れていけるように」といったご希望は、具体的な婚活プランの中に組み込んでいきます。
このように、親御様の気がかりを、そのまま「婚活の設計」に生かしていけることが、障害者専門結婚相談所エブリーラフの大きな強みです。
■4. 親御様と一緒に進めるサポート体制と具体的な7つのステップ
ここからは、エブリーラフでの婚活の進め方を、ステップごとにご紹介します。実際の流れをイメージしていただくことで、「どのタイミングで、どのように関わってもらえるのか」が分かりやすくなるはずです。
### ステップ1:親御様だけのご相談・お問い合わせ
最初の一歩は、親御様だけのご相談からでも大丈夫です。
・今どのような暮らしをされているか
・将来の暮らしをどうイメージしているか
・お子さまご本人は、結婚についてどのように考えていそうか
といったことを、カウンセラーがお話を伺いながら一緒に整理していきます。この時点では、入会を決めていただく必要はありません。「婚活を考えているということを、まだ本人には話していない」という段階でも、お気持ちを整える時間としてご利用いただけます。
### ステップ2:ご本人を交えた三者面談
親御様とエブリーラフとの間で方向性が見えてきたら、ご本人も交えた面談を行います。ここでは、
・ご本人の好きなこと、得意なこと
・人付き合いで大切にしていること
・結婚やパートナーシップについて、今感じていること
などを、ゆっくりうかがいます。話すことが得意でない方の場合は、「どんなときに笑顔になれるか」を一緒に探していくようなイメージです。
この三者面談では、親御様から見たお子さまの魅力や、日頃のご様子もぜひ教えていただきます。ご本人と親御様、それぞれの言葉がそろうことで、お子さまの姿がより立体的に見えてきます。
### ステップ3:婚活プランのご提案
三者面談の結果をふまえて、エブリーラフから具体的な婚活プランをご提案します。
・どのくらいのペースでお見合いを組んでいくか
・どのような生活スタイルの方だと相性が良さそうか
・将来の暮らし方(同居・別居など)について、どのように考えていくか
といったことを、ご本人と親御様に確認していただきながら、一人ひとりに合った形を一緒に作っていきます。ここでも、「負担が少なそうなところから始める」「まずはお話だけのオンライン面談から」など、柔らかいスタートを心がけています。
### ステップ4:プロフィールづくりと自己紹介のサポート
婚活プランが決まったら、次はプロフィールづくりです。障害者専門結婚相談所として、エブリーラフが特に大切にしているポイントがここにあります。
プロフィール作成では、
・趣味や好きな時間の過ごし方
・お仕事や日中の活動の様子
・家族との関係や、将来の暮らし方の希望
などを、写真や文章で丁寧に表現していきます。その際、「障害名」だけに注目がいかないように、その方の人柄や魅力が自然に伝わる工夫を行います。「緊張しやすいけれど、慣れると穏やかにお話しできます」など、実際のコミュニケーションのイメージを添えることもあります。
自己紹介の言葉についても、カウンセラーと一緒に考えていきます。何度か練習することで、ご本人が安心してお話しできるようにサポートしていきます。
### ステップ5:お見合いの段取りと当日のフォロー
プロフィールを通じて、「会ってみたい」と感じたお相手との間で、お見合いの機会をつくっていきます。エブリーラフでは、
・人が多すぎない、落ち着いた環境
・移動しやすく、分かりやすい場所
・時間帯や所要時間にも配慮した設定
を心がけ、お子さまが安心して過ごせる場づくりを行います。当日は、カウンセラーが近くで様子を見守り、必要に応じて軽く話題をつなぐなどのサポートも行います。
### ステップ6:振り返りと次の一歩のご相談
お見合いのあとには、必ず振り返りの時間を設けています。
・どんなところが話しやすかったか
・少し戸惑った場面はどこだったか
・また会いたいと感じるかどうか
などを、ご本人のペースでお聞きしながら整理していきます。親御様とも共有し、ご家庭での印象も伺いながら、次の一歩をどうするか一緒に考えます。
### ステップ7:ご交際・ご成婚までの継続サポート
ご縁がつながり、ご交際が始まってからも、エブリーラフのサポートは続きます。デートの頻度や場所の選び方、お互いの家族との距離感など、ステップが進むにつれて新しく考えることは増えていきます。その一つ一つについて、
・お相手との間でどのように話し合うか
・どのタイミングで親御様と共有するか
を一緒に考えながら、丁寧に進めていきます。ご成婚が見えてきたタイミングでは、将来の住まい方や生活のサポート体制についても、親御様を交えて具体的に話し合っていきます。
このように、障害者専門結婚相談所エブリーラフでは、親御様とご本人、そしてカウンセラーが、さまざまな場面で手を取り合いながら、ステップを進めていく体制を整えています。
■5. お子さまを温かく守るカウンセリングの工夫
続いて、エブリーラフのカウンセリングがどのようにお子さまを守り、励まし、支えているのかを、少し細かい視点からご紹介します。
### 1) 「安心できる場所」づくりから始める
カウンセリングは、単に情報を集める場ではなく、「安心して自分のことを話せる場所」であることが大切です。エブリーラフでは、
・明るく穏やかな雰囲気の面談スペース
・初回は世間話からゆっくり始める
・言葉以外の表現(カードやメモ、イラストなど)も使えるようにする
といった工夫を通して、「ここでは頑張りすぎなくていい」と感じていただける空気づくりを心がけています。
### 2) 「できていること」に目を向けるフィードバック
婚活の場面では、自分の至らなかったところに目が向きがちな方も多いものです。エブリーラフのカウンセリングでは、「できていないところ」ではなく、「すでにできているところ」に光を当てるフィードバックを大切にしています。
例えば、お見合い後の振り返りで、
・時間通りに到着できた
・相手の話をしっかり聞こうとしていた
・自分の趣味について、笑顔で話せた
といった具体的な良かった点を、一つずつ言葉にしてお伝えします。その上で、「次は、こんな工夫をしてみましょうか」と、次の一歩を一緒に決めていきます。こうした積み重ねが、「自分でも少しずつ進めている」という実感につながり、婚活のエネルギーになっていきます。
### 3) 親御様との情報共有の仕組み
エブリーラフでは、ご本人のプライバシーを大切にしながらも、親御様との情報共有を丁寧に行っています。
・面談の後に、親御様にも内容をかみ砕いてお伝えする
・ご本人の前では言いにくいご心配を、個別に伺う機会をつくる
・ご本人が話したいことと、親御様に伝える内容を一緒に整理する
といった形で、三者の思いが同じ方向を向けるように調整していきます。これにより、家庭での声かけと、相談所でのサポートが同じ方向性で行えるようになります。
### 4) 「がんばりすぎサイン」を一緒に確認する
お子さまが婚活をがんばろうとするとき、少し無理をしてしまうこともあります。エブリーラフでは、事前に「がんばりすぎのサイン」を一緒に確認しておくことで、疲れがたまり過ぎないように見守ります。
例えば、
・言葉数が急に減ってきた
・眠りにくくなっている
・好きなことへの意欲が弱まっている
といったサインが見られた場合には、ペースを少しゆるめるご提案をします。親御様にも同じサインを共有しておくことで、ご家庭と相談所が一緒になってお子さまの様子を見守れるようになります。
### 5) 心がふわっと軽くなるような「笑い」の時間
エブリーラフという名前には、「毎日の暮らしの中に笑顔や笑い声があふれるように」という願いが込められています。カウンセリングの中でも、少し肩の力が抜けるような会話や、思わず笑ってしまうエピソードの共有を大切にしています。
婚活は、決して楽しいことばかりではありませんが、その中でも「今日は少し笑えた」「話して気持ちが楽になった」と感じていただける時間があることで、次の一歩を踏み出す力につながります。障害者専門結婚相談所としての専門性と同時に、こうした温かい雰囲気も、エブリーラフならではのサポートの一部です。
■6. 出会いからご成婚まで:場面ごとのサポート内容
ここでは、お見合い・ご交際・ご成婚とステップが進んでいく中で、どのようなサポートが行われるのかを、場面ごとに分けてご紹介します。
### 1) お見合い前の準備サポート
お見合いの日が近づいてきたら、
・当日の流れの確認
・服装や身だしなみの相談
・会話のきっかけとなる話題の用意
など、具体的な準備を一緒に行います。事前にシミュレーションをしておくことで、当日の緊張が和らぎやすくなります。親御様にも、当日のサポートの仕方(送り出しの声かけなど)をお伝えし、ご家庭と相談所が同じイメージでお見合いの日を迎えられるようにしています。
### 2) お見合い当日の見守り
お見合い当日は、カウンセラーが近くでそっと見守ります。最初の自己紹介のきっかけを作ったり、話題に困ったときにさりげなくサポートしたりすることで、お二人が落ち着いて会話できるように整えていきます。
お見合いの場には、親御様が同席されるケースと、ご本人だけで臨まれるケースがあります。どちらが良いかは、お子さまのご様子やご希望をふまえて柔軟に決めていきます。「最初の一回だけ同席して様子を見たい」といったご要望にも、できる限りお応えしています。
### 3) ご交際中のコミュニケーションサポート
ご交際が始まると、嬉しい気持ちと同時に、
・どのくらいの頻度で連絡をとれば良いのか
・どんな内容のメッセージを送れば良いのか
・気になることがあったとき、どのように伝えれば良いのか
といった新しい悩みも生まれます。エブリーラフでは、具体的なメッセージの文面や、次のデートの提案の仕方なども一緒に考えながら、自然なコミュニケーションが続けられるようにサポートします。
また、ご交際が進む中で、
・お相手のご家族に、どのタイミングで障害のことをお伝えするか
・将来の暮らし方について、どのように話し合っていくか
といった重要なテーマが出てきたときにも、両家をつなぐ橋渡し役として、丁寧なサポートを行います。
### 4) ご成婚前後の生活設計サポート
ご成婚が見えてきた段階では、「結婚生活が始まってからのこと」を一緒に考えていきます。
・住まいをどうするか(実家の近く、同居、別居など)
・家事やお金の管理を、どのように分担していくか
・日中の活動や仕事と、家庭生活のバランス
・将来の支援体制(親御様のサポート、福祉サービスなど)
といったテーマを、一つひとつ丁寧に確認しながら、無理のない暮らしの形を探っていきます。ここでも、障害者専門結婚相談所としての経験から、必要に応じて福祉サービスや専門機関との連携のアイデアをお伝えすることもあります。
### 5) 新しい生活への「ならし期間」の提案
結婚はゴールではなく、新しい生活のスタートです。エブリーラフでは、ご成婚後もしばらくの間は、「ならし期間」として、
・生活リズムの変化への慣れ方
・お互いのこだわりや習慣の違いの受けとめ方
・親御様との距離感のつくり方
などについて、ご相談いただける体制を整えています。親御様にとっても、お子さまが新しい暮らしに慣れていく様子を、エブリーラフと一緒に見守っていける期間になるはずです。
■7. ケーススタディで見るエブリーラフの伴走イメージ
ここでは、実際のイメージがより伝わりやすくなるよう、よくあるケースをもとにした三つの事例をご紹介します。いずれも、似たようなお悩みをお持ちのご家族に対して、エブリーラフがどのように寄り添っているかをイメージしていただくためのものです。
### 事例1:30代男性・発達障害特性があるAさんの場合
Aさんは30代の男性。普段は真面目にお仕事を続けておられますが、人付き合いが得意とはいえず、初対面ではとても緊張しやすいタイプでした。お母様は「本人は結婚に興味があるようだけれど、自分から行動を起こすのは難しそう」と感じ、エブリーラフにご相談されました。
最初の数回は、お母様だけのご相談からスタート。Aさんの日頃の様子や、得意なこと・苦手なことを丁寧に伺いました。そのうえで、Aさんご本人も交えた三者面談へ。最初は言葉が少なめだったAさんでしたが、好きなアニメやゲームの話になると笑顔が増え、その表情から、カウンセラーも「この方の魅力をお相手にもきちんと伝えたい」と強く感じました。
婚活は、月に一度のペースからゆっくりスタート。お見合いの前には、挨拶の仕方や話題の広げ方を一緒に練習しました。最初のお見合いでは、緊張のあまりうまく話せない場面もありましたが、振り返りでは「最後まで席を立たずにがんばれたこと」「相手の話を聞こうとしていたこと」を丁寧にお伝えし、次の一歩につなげました。
数回のお見合い経験を経て、趣味が似ている方とのご縁がつながり、ご交際へ。お互いのペースを尊重しながら、少しずつ距離を縮めていきました。お母様にとっても、エブリーラフからこまめに状況をご報告することで、「見えない不安」が「見える安心」に変わっていきました。
### 事例2:20代女性・知的障害特性があるBさんの場合
Bさんは、ご家族と一緒に暮らしている20代の女性です。明るく人懐っこい性格ですが、相手の言葉をそのまま受け取ってしまいやすいところがあり、お母様は「本人が困らない環境で出会いを経験させてあげたい」と感じておられました。
エブリーラフでは、まず「こんな方と一緒にいると安心できそう」というイメージを、イラストカードなどを使いながら一緒に探しました。
・やさしい話し方をする人
・一緒に笑ってくれる人
・大きな声で急に話さない人
といった言葉がBさんから自然に出てきたことで、ご本人が大切にしているポイントがよく見えてきました。これを元に、プロフィールやマッチングの方針を調整していきました。
お見合いの場では、カウンセラーが近くでさりげなく見守り、必要に応じて話題をつないだり、休憩を提案したりしながら、Bさんが安心して過ごせるようにしました。ご交際が進む中でも、「これは一人で決めること」「ここはお母様と一緒に考えること」を整理しながら、新しい経験を一つひとつ楽しめるようにサポートしました。
### 事例3:40代男性・精神疾患のご経験があるCさんの場合
Cさんは40代の男性で、過去に精神疾患の治療経験がありました。現在は落ち着いて生活されていますが、ご本人も親御様も「体調の波が出たときに、相手の方にどう伝えたらよいか」が気になっておられました。
エブリーラフでは、まずCさんのこれまでのご経験や、今の生活リズム、一日の過ごし方などを詳しく伺いました。そのうえで、「体調が少しゆらいだときには、どのように休むと回復しやすいか」「周囲にどんな配慮をしてもらえると助かるか」といった点も整理し、プロフィールにさりげなく反映しました。
ご交際が始まってからは、お相手の方にも、必要な範囲でこの情報をお伝えしました。「体調が良くないときには、少し連絡が少なめになることがあります。でも、それはあなたを大切に思っていないからではなく、回復に集中している時間なのです」といったニュアンスを、丁寧な言葉でお伝えすることで、お互いが安心して付き合いを続けられるように工夫しました。
親御様にとっても、「もしものときに、相談できる窓口がある」ことは心強く感じていただけたようです。このように、障害者専門結婚相談所ならではのきめ細やかな配慮が、長く続くご縁を育てる土台になります。
■8. 他機関との違いと、エブリーラフのアットホームさ
障害のある方の出会いやつながりを支える機関は、結婚相談所以外にもいくつかあります。それぞれの役割を理解しておくことで、「今、自分たち家族に合っているのはどのサポートなのか」を考えやすくなるはずです。
### 他の支援機関との役割のちがい
例えば、
・福祉サービス事業所や就労支援機関
・地域の障害者支援センター
・当事者会や交流会を主催する団体
などは、日々の生活や就労、社会参加を支える大切な役割を担っています。一方で、結婚やパートナーシップといった、人生の大きな節目に向けたサポートは、必ずしも中心的には扱われていないこともあります。
障害者専門結婚相談所であるエブリーラフは、「結婚」を一つのテーマとしながらも、「その後の暮らし」を見据えた支援を行うことを使命としています。婚活のプロセスそのものが、ご本人の生活力やコミュニケーション力を育てる機会になるように、福祉や医療など他の支援とも連携しながら伴走していきます。
### 一般的な結婚相談所とのちがい
一般的な結婚相談所と比べたときの、エブリーラフの特徴をまとめると、次のようになります。
・障害への理解と経験があるカウンセラーが担当する
・親御様との三者面談や情報共有を大切にしている
・お見合いのペースや方法を、一人ひとりに合わせて柔軟に調整する
・ご成婚後の生活まで見据えたサポートを行う
特に、「親御様と一緒に進める」というスタイルは、一般的な結婚相談所とは大きく異なる点です。親御様とカウンセラーがチームのように連携しながら、お子さまのこれからの人生を支えていく。その姿勢こそ、エブリーラフのアットホームさを形づくっています。
### エブリーラフの「アットホームさ」とは
エブリーラフのアットホームさは、単に「雰囲気がやわらかい」というだけではありません。
・小さな変化にも気づき、声をかける細やかさ
・うまくいったときは一緒に喜び、迷ったときは一緒に悩む姿勢
・ときには雑談を交えながら、肩の力を抜いて話せる関係性
こうした一つ一つの積み重ねが、「ここは家族のように接してくれる場所だ」と感じていただける理由になっています。障害者専門結婚相談所としての専門性と、家族のような温かさ。その両方を兼ね備えたサポートを目指しているのが、エブリーラフです。
■9. 安心して相談を始めるためのチェックリスト
最後に、「そろそろ相談してみようかな」と感じ始めた親御様が、実際に一歩を踏み出す前に確認しておくと役立つポイントを、チェックリストとしてまとめました。すべてが整ってからでないと相談してはいけない、というわけではありませんが、考えを整理するヒントとしてお役立てください。
### お子さまについて考えるポイント
□ お子さまは、結婚や将来の暮らしについて、どのように話しているだろうか
□ お子さまが得意なこと・好きなことを、三つ以上挙げられるか
□ 人付き合いの場で、安心していられる条件(人数・場所・時間帯など)をイメージできるか
□ 生活リズムや体調の波について、相談所にも共有しておきたいポイントを整理できるか
### 親御様ご自身について考えるポイント
□ 親として、どのような形で子どもの婚活に関わりたいかをイメージできるか
□ お子さまの結婚後、どのくらいの距離感で見守りたいか(同居・近居・遠方など)を考えてみたか
□ 将来の暮らしについて、気になっていることをメモに書き出してみたか
### 結婚相談所選びのポイント
□ 障害者専門結婚相談所としての実績や経験があるか
□ 親御様だけの相談にも丁寧に応じてもらえそうか
□ ご本人のペースに合わせたサポート方針があるか
□ ご成婚後の生活についても、一緒に考えてもらえそうか
これらのポイントを一つずつ振り返ってみることで、エブリーラフに限らず、どのような結婚相談所がご家族に合っていそうかのヒントが見えてくるはずです。そのうえで、「まずは話を聞いてみたい」と感じる場所があれば、気軽に扉をたたいてみてください。
エブリーラフでは、事前にお聞きした内容をもとに、親御様とお子さまの心に負担がかからない形でのスタートをご提案します。「まだ具体的には決めていない」という段階でのご相談も、もちろん歓迎しています。
■10. まとめ:親御様と同じ「幸せになってほしい」という気持ちで
ここまで、障害者専門結婚相談所エブリーラフのサポート体制について、できるだけ具体的にお伝えしてきました。最後に、要点をあらためて整理します。
・エブリーラフの根っこにあるのは、親御様と同じ「幸せになってほしい」という一心の思いです。
・ご本人だけでなく、親御様も一緒に参加する「家族で取り組む婚活」を大切にしています。
・無理をさせず、一人ひとりのペースに合わせた婚活プランを、三者で話し合いながらつくっていきます。
・カウンセリングでは、「できていること」に目を向けるフィードバックを行い、小さな自信を積み重ねていきます。
・お見合い、ご交際、ご成婚とステップが進むたびに、場面ごとのサポートを丁寧に行い、新しい経験を一つひとつ安心して重ねられるようにしています。
・親御様の気がかりは、サポートプランをより良くするための大切なヒントとして、一つずつ受け止めていきます。
障害のあるお子さまの婚活は、ご家族にとって大きなテーマです。その分、「一歩を踏み出すまでに時間をかけたい」と感じられることも自然なことだと思います。エブリーラフは、その時間も含めて、親御様とお子さまの歩みにそっと寄り添う存在でありたいと願っています。
「結婚したほうがよい」「しないほうがよい」といった正解はありません。ただ、お子さまが望むのであれば、その願いに耳を傾け、一緒に考えてくれる大人が周りにいることは、とても心強いことです。エブリーラフは、親御様と同じ目線で、お子さまのこれからの人生に伴走する「第三の家族」のような存在であり続けたいと思っています。
もし今、「将来のことを、誰かと一緒に考えてみたい」と感じておられるなら、そのお気持ちを大切に、まずはお話をお聞かせください。相談した瞬間から、何かを決めなければいけないわけではありません。お子さまのこれまでの歩みを振り返りながら、「どんな未来なら安心して見届けられそうか」を、一緒にゆっくり描いていきましょう。
エブリーラフは、親御様とお子さまの笑顔を何よりも大切にしながら、「幸せになってほしい」というその一心の思いに、これからも寄り添い続けていきます。